札幌秀友会病院 リハビリテーション
地域を支えるリハビリテーション
リハビリテーション科概要
リハビリテーション科スタッフ数

2021年4月1日現在

理学療法士 23名
作業療法士 14名
言語聴覚士 8名
クラーク 1名
施設基準
  • 脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅰ
  • 廃用症候群リハビリテーション料Ⅰ
  • 運動器リハビリテーション料Ⅰ
  • 呼吸器リハビリテーション料Ⅰ
  • 心大血管リハビリテーション料Ⅱ
入院当日から住み慣れた地域でのリハビリテーションまで
早期から日常生活動作の拡大!
入院当日から治療に併行して多職種協働で廃用性症候群(使わない事で起こる二次的合併症:筋力低下・関節拘縮・体力低下・意欲低下など)を防ぎ、早期から日常生活の拡大を目指します。点滴や心電図モニターなどが付いていますが、モニターを監視しながら座位や立位訓練を行います。

私たちが大切にしていることは、入院前の生活状況をイメージした支援です。ご本人やご家族から入院前の生活状況をお聞きしながら、ただ漠然と座る、立つ、歩く練習をするのではなく、実生活で必要な動作を獲得するため、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士がご本人の身体状況に合わせた最適なプログラムを作成します。こうしてベッドサイドやリハビリ室で練習した動作を実生活場面で活かすため、「ズボンを上げ下げ、拭く、流す」などのトイレの場面や、「洗面所で立ったまま歯を磨く」場面など、早期退院に向けた様々な取り組みを病棟生活で進めていきます。
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安心して住み慣れた地域へ!

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support_img03.jpg 当院の急性期病棟は、地域の幅広い疾患に対応した複数の病床機能による一貫した医療を提供するための『ゲートウェイ』の役割を有しています。急性期の治療・検査と並行して迅速にリハビリテーションアセスメントを行い、引き続き支援が必要な場合には、在宅・社会復帰に向けて集中的なリハビリを提供する『回復期リハビリテーション病棟』や疾病の有無にとらわれず地域で長く安心して暮らすことを支える『地域包括ケア病床』へと、適切な病床へ繋ぐ役割を担っています。また、入院前より運動や認知機能に不安を抱えている方も多く入院されてくるため、フレイル(虚弱)予防の視点が重要であると考えています。入院中直後から運動・認知、嚥下、栄養や社会活動について包括的にスクリーニングを行い、『身体のフレイル』・『認知やこころのフレイル』・『社会性のフレイル』の状況を踏まえ、各々の課題に応じたリハビリテーションを実施しています。入院を機にフレイルの状態や兆候を知って頂き、地域の介護予防サービスの利用や住民主体の通いの場等へ繋げ、継続的に介護予防に取り組める体制を目指しています。

 

①地域包括ケア病棟は急性期治療を終えた方の受け入れ(ポストアキュート機能)、②在宅で療養をしている方等の受け入れ(サブアキュート機能)、③周辺機能(医療度の高い方のレスパイト入院等)、④在宅支援 の4つの役割があります。
当院・他院を問わず、またご自宅など地域からも治療やリハビリテーション目的に入院することができます。リハビリテーションは通常のリハビリを行う方もいる一方、病棟での日常生活動作に直接介入して問題を解決することや(Point of care POC)、廃用症候群の予防・向上に向けた集団での運動等、時間や場所、個別や集団にとらわれない関わりをしていきながら在宅復帰を目指していくことが特徴です。
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回復期リハビリテーション病棟では、病棟フロアーを自宅の浴室や、洗面所、居室と想定し、セラピストが実際場面で具体的な練習を行います。
自宅での生活状況から在宅場面をイメージし、また適宜ご家族への介護指導、福祉用具(杖・車椅子・ベッドなど)の準備や住宅改修の助言(手すりの設置・段差の解消など)を行っていきます。
私たちは住み慣れた地域で安心して生活していただけるよう、退院前の家庭訪問や外泊訓練、屋外環境訓練を通じ、在宅の準備を進めるとともに、退院前にケア・マネジャと院内スタッフによる退院前合同カンファレンスを実施し、退院後も病院併設の訪問リハビリテーションを活用し、より高いレベルの日常生活動作の獲得を目指していきます。