患者さんのこれからに向けた支援。
もともと務めていた病院では、脳神経外科の急性期で健康管理を担当していました。治療が終わって次に引き継ぐことが多いなかで、その先の支援をしていきたいと考えました。病状を悪化させないことが一番だった急性期から、今後の生活について未来を見据えた関わり方をする回復期は、看護師としての役割も全く異なります。どういう生活をしていたのか、これからしたいのか、ご本人からの聴取やご家族との面談を重ねて、看護師だけで思い描く支援ではなく、気持ちに寄り添った目標設定を心がけています。
柔軟性がある働き方。
同じ職種とはいえ、病院によって働き方は異なります。札幌秀友会病院は2つ目の病院ですが、到達度を毎日振り返る個人ファイルがあり、ペアになった看護師や指導担当からもコメントをもらえます。その日やったこと、次にやってほしいことなどファイルで共有されていくので、仕事に慣れていくのもスムーズでした。指導する側としても、次に何を教えればよいかすぐにわかります。また3年ほど前からペアナースも導入しています。誰にお願いしたら良いか悩むこともなくなり、相談先がリーダー看護師だけではなく、困った時にはすぐに相談できる相手がいるので業務もスムーズです。
子育てと両立できる。
法人専用の保育園があり、小学3年生まで時短勤務が可能です。子育て中のスタッフには、未就学児ひとりに5日間、年次休暇とは別に看護休暇もあります。長男と次男、保育園に2人を預けることも、とてもスムーズでしたし、通勤や退勤と一緒に保育園を利用できるので助かっています。私は定時より1時間早く帰っているのですが、その部分もチームにサポートしてもらっています。ママさん看護師も多いです。子育てしながらも働きやすい、この雰囲気はつづいていってほしいなと思っています。
インタビュー内容は、取材当時のものです。